機器・器具の販売

縦横スクリーニングプレート
cDNAやゲノムライブラリーは、通常384ウェルプレート(MTP)に保存されています(クローン化ライブラリー)。 縦・横溝プレートは、384ウェルプレートから目的のクローンを簡便に選択するためにジェノテックスが考案、作製しました。
[スクリーニングの原理]
384ウェルプレート(MTP)のクローン化ライブラリーから2次元PCR法で目的のクローンを選択します。 但し、PCRの鋳型にDNAプールを用いらずに、縦・横溝プレートで混合培養した大腸菌クローンの混合液をPCRに用います。
[実験操作]
縦・横溝プレートの各溝の約半分まで選択培地を満たします。 2枚の384レプリカ・ピンで縦・横溝プレート培地にMTPを別々に接種します。 培地が付着しないように粘着シートを貼った後に溝中央に注射針で穴をあけ培養中に発生したガスを抜きます。 37℃で1晩培養します。プレートを傾け、菌をよく混ぜるとプレートのY軸に16プール(A~P)とX軸に24(1~24)プールのBACの混合液が出来上がります。溝中央の穴に妻楊枝を立て(図)、 目的遺伝子プライマーの入った縦16、横24のPCR反応液に移せば、PCRのシグナルを得ることができ、 縦横の座標からクローン番号が得られます。
[仕様]
縦・横溝スクリーニング用プレートとサンプリング
材質 ポリスチレン(PP製も可能) γ線滅菌品
透明(ホワイト、ブラック等特注対応可能)
用途 384プレートからのBAC/PACスクリーニング
試薬バッファーのリザーバー
詳細は別途資料をご用意して有ります